日本各地の原発を巡った挙句、なんらかの手段で自分で原子力発電を実現したいと思い、方法を考えていたのですが、意外と簡単に実現できてしまいました。
原発での原子力発電は、
①放射性物質の核分裂から出る熱で
②お湯を沸かして
③蒸気で発電機(タービン)を回す
実は単純なものです。
ただ、ご存知のように核分裂を起こす放射性物質なんて、個人で簡単に手に入るものではないはず…。
が、普通に買えちゃいました。
これは蛍光体でコーティングされたホウケイ酸ガラス管に、放射性物質トリチウムガスを入れたものです。ひと昔前に時計の蛍光板によく使用されていたもので、3本で1,500円くらい。海外で通販しましたが、10億ベクレル以内なので、日本の法律上も合法なのです。
β線が蛍光物質と反応し、暗闇で(かなり)ほんのりと光ります。トリチウムの半減期は12.3年で10年以上は持続するのですが、トリチウムって言ったら、水爆の材料だったり、福島第一発電所の事故でどうしても除去できないから国が技術公募した、あのかく有名な物質です。まあこの管には何μgしか入っていないのですが。
「これ半永久的に光り続けるなら、これで光変換で電力を得たら原子力発電になるじゃん」と思いまして。早速100円ショップで電卓を購入し、太陽電池をバラします。
ほのかな光を最大限効率よく太陽電池に収集するため、鏡面シルバーの印刷用紙を半円に繰り抜き、密閉。
そのなかにトリチウム管を一個入れ、外光を遮断するため、黒いマジックテープでぐるぐる巻きに。それだけで完成。
この黒いモジュールを、さらに外光を遮蔽するため、缶に入れて、電圧を測ってみると、おおお142.6mV!発電できてる!これまさしく原子力発電です。
まあ、本物の原子力発電は1基で70万Kwとかですから、この1兆倍以上ですが。やったぜ俺!と思っていたらすでにやっている人がほかにいました。断然出力はこっちのほうが上だ!と言ってみたり…。
もちろん電流も電圧も低すぎてダイオードすら点灯できませんけどね。