日本人の宗教感

「宗教」

日本でこの単語を出すと、どこかカルト的で、嫌煙されがちでタブー視される。まさに文字通りの、触らぬ神に祟りなし。自分がバックパッカーをしていて、他の旅行者からよく聞かれるのが、

「おまえには信じる神がいるのか?それは誰か?」

ところが日本人は曖昧で、子供が産まれたらお宮参りして、結婚式にウェディングドレスを着て、死ぬときはお経を上げてもらう。だが、海外に住む多くの人々は、自分の明確な宗教を持っている。それどころか、日本人が「無宗教」だと言った日には、彼らは哀れみの目で見てくる。

厳しい自然に囲まれ、八百万の神のように古来から多神教文化の日本は、他宗教の流入、むしろ考え方の流入にやたら寛容な民族なのだ。仏教伝来した飛鳥時代、キリスト教が伝来した安土桃山時代から変わらない。

新興宗教の胡散臭さ、金回りの匂いなどヤクザな部分を感じるのは確かだが、そんな日本人が信じられるものがあるということは素晴らしいことだと思う。だから真っ向で新興宗教を否定するのはどうなのだろうか。と言っても、私には理解出来ないのですが。

イスラム教=アメリカ同時多発テロを起こした=なにかよくわからないけど怖いという、誤ったマスコミからの主体的なイメージを持ち合わせるのも日本人として絶対良くはない。

日本人は国際社会でリーダーシップをとるのが苦手だとよく言われるが、この文化の違いを寛容する心の広さがあれば、国際間の仲裁役にぴったりではないかと。イランとの戦争を止めるのは、両者の関係性の深い日本が適任だと思うのだが。

Will Iran tensions lead to war?

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